日別アーカイブ: 2021年2月27日

食用ほおずき(*_*)

日本ではあまり食用として食べるイメージのない食用ほおずきの紹介です。ホオズキはナス科の多年草で、観賞用として浅草のほおずき市などが有名ですよね。

ヨーロッパやアメリカでは食用として栽培され、デザート向けの果実として扱われています。中の丸い実を食べるのですが、何とも言えない独特な甘酸っぱさがあり、それは英語名にあるようにまさにベリー類にも似た味わいです。とてもナスの仲間とは思えないです。日本でもここ数年、珍しいフルーツとして徐々に知られるようになり栽培を本格的に始めた地方も増えてきているようで、今後ますます人気が高まる事請け合いのフルーツです。その味や見た目から、「ストロベリートマト」「フルーツホオズキ」「ほおずきトマト」「オレンジチェリー」など産地や生産者によって色々な名称で出荷されています。

食用ホオズキのガクは一般的な観賞用ホオズキのような果実を包む殻は赤くはなく、枯れた感じでカサカサしています。手で簡単に破ることができ、中に丸い実が1個入っています。実は球形からいちご型で表皮はオレンジ色で艶があり、皮はミニトマトより柔らかいです。果肉もオレンジ色で、中には小さくて白い種が無数に入っていますが、食べた時に口に残る感じではありません。

サマーチェリーとかゴールデンベリーなどと呼ばれるフルーツ『食用ほおずき』を一度食べてみては?